会社を辞める決断

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ある人が会社を辞めたと今日聞きました。そういう決断ができる人がうらやましいと思いました。

僕は何度も辞めたいと思ってきましたが、辞める事なくこの歳になってしまいました。辞めないリスクを考えましたし分かってはいたのですが、退職を選択できませんでした。

一番の理由は辞めることが恐くて勇気がなかったからです。あとは、辞めて何していいか分からなかった事、辞めてこれをするという決断なくして辞めたところで上手くいくはずないと思った事です。それでも勢いで辞めてしまえば少なくとも、現状からは逃れられて人生が動くのだから、そして必ずしもその未来が悪い方に転がるとは限らないのだから、後先考えずに一旦辞めて少しの間休みたいと思ったりする事もありました。また、働きながらの転職活動にもそれなりにハードルを感じました。

でも履歴書に空白期間があるとマイナスになり(日本は特に)、その結果焦りが出て、不本意な仕事でも無理矢理決めてしまう様になり、より状況が悪くなる可能性があると考えました。なので辞めるなら次を決めて辞めるべきと思い、転職活動も少ししましたが、何をしたいのかが分からず、本気ではできませんでした。あと、辞めたところでそんなにいい条件の仕事があるとも思えなかったという事もありましたし、新しい環境へ行くことが恐かったです。また、一番辞めたかった時期に関東在住でなかった事も活動のハードルを上げました。

強制的に辞めざるをえない理由ができればいいのにと思った事もありました。

自分がもう鎖で繋がれてないのに逃げようとしない、檻の鍵は外されてるのに逃げようとしない動物のように感じた事もありました。

パワハラ、長時間労働、サービス残業も常態化して、理不尽で随分とえげつない思いをしましたが、自分が悪いという発想になってた所がありました。洗脳みたいな感じかも知れません。

 

 

 

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